マッチドットコムは2002年に日本でのサービスを開始した、恋活・婚活アプリです。
有名アプリTinderの会社の子会社が運営しているサービスなので、安心感がありますよね。
そんなマッチドットコムにサクラや業者はいるのか、気になっている人もいるでしょう。
有名アプリと言えども、油断はできませんから。
そこで、マッチドットコムにサクラや業者がいるのかという疑問の答えと、業者を避ける方法を紹介しましょう。
マッチドットコムにサクラはいない!
マッチドットコムに、サクラはいません。
サクラを雇うメリットが全くないんです。
サクラを雇うのは、会員数の水増しと収益をあげやすくするため。
会員数が多くなり収益が安定してくるとサクラを雇わなくなるサイトが、多いんです。
実際、さまざまな出会い系サイトやマッチングアプリでサクラが消えています。
マッチドットコムは、月額課金制です。
サクラを雇ってメールをさせても、収益は変わりません。
それに、会員数もすでに多いです。
運営歴も長く、もう安定的に運営できていると考えられます。
この状態でサクラを雇ったとしても、マッチドットコム運営にとってはデメリットしかありません。
サクラを雇っていることは、バレます。
そしてアプリのレビュー欄に「サクラがいた」という報告が流れるんです。
既存会員は有料会員を解除し、アプリをアンインストールするでしょう。
新規会員も増えにくくなります。
メリットが無いどころか、信用を傷つけるデメリットがあるのでマッチドットコムにサクラはいないと考えられるんです。
マッチドットコムは業者がかなり少ない
マッチドットコムはサクラがいませんし、業者もかなり少ないです。
業者はサクラと違っていないとは断言できませんけどね。
業者はサクラと違って、外部から入ってきます。
運営がコントロールできる範囲外の人たちです。
しかも登録次点では一般の女性ユーザーとの区別ができません。
登録後の活動で業者だと断定することはありますが、それでも100%の排除は難しいんです。
そのため、どの出会い系アプリ・マッチングアプリにも、業者はそれなりにいます。
ただ、マッチドットコムは女性も有料です。
ワクワクメールなどの出会い系サイトは女性が無料なので、さまざまな人が利用しやすくなっています。
業者も低リスクで営業活動ができるので、大勢利用するんです。
ところがマッチドットコムは、活動がうまくいかなければ赤字になるリスクがあります。
お金を払って会員になり、男性会員に見向きもされないどころか通報され、すぐに強制退会になったりしたら大変ですからね。
だから、マッチドットコムは業者が少ないです。
マッチドットコムにはどんな業者がいる?
マッチドットコムは男女ともに有料だから業者が少ない、と先述しました。
それでも、全くいないとは言い切れません。
そこで、マッチドットコムにいる可能性のある業者の種類を紹介します。
個人情報収集業者
マッチドットコムには、個人情報を集める業者がいる可能性があります。
彼らは一般人の個人情報を収集し、それを悪用して悪質サイトに無断登録させたり、詐欺メールを送り付けたりするんです。
最悪の場合、第三者の悪徳業者に個人情報が売り飛ばされる可能性もあります。
個人情報収集業者の特徴は、すぐに連絡先を聞いてくることです。
LINEのIDを聞き出してそれを悪用したり売買したりするのが、近年の主流。
一昔前はメールアドレスを収集したり、直メールを介して電話番号などを収集したりするのが主流でした。
マルチ商法・ネットワークビジネス勧誘
マルチ商法やネットワークビジネスの勧誘を行う業者が、マッチドットコムにいる可能性があります。
何度かメッセージをやり取りして、会ったときに勧誘の話をしてくるんです。
人間関係がある程度構築され、信頼関係ができてきた頃に勧誘してくるので、結構悪質なんですよねえ。
しかも女性も有料だからと安心している心理を利用してきます。
超悪質です。
無料セミナーに誘われたり、楽に稼げる方法があると言われたり…。
騙されそうになったら、冷静に考えてみてください。
楽に稼げるおいしい話を、簡単に人に話すバカはいません。
ほとんどのビジネスは、参入者が少ない状態のほうが儲かります。
競合する人間が増えれば、客が分散し、稼ぎにくくなるんです。
人に教えるおいしい話は、たいてい、「一昔前は楽に稼げたけど現在は競争率が高く稼ぎにくい話」なんですよ。
うまい話はなかなか転がっていません。気をつけましょう。
他サイト誘導
マッチドットコムから他サイトに誘導する業者がいます。
誘導先のサイトは、相場より何割も料金が高い悪質出会い系サイトです。
しかも、サクラしかいないので出会えません。
出会えない事実に気づくまで、延々と搾取され続けるシステムです。
また、フィッシング詐欺狙いのケースもあります。
マッチドットコムには少数でしょうが、いないとは断言できないので気をつけましょう。
援デリ業者
援デリ業者というのは、援助交際を装ってデリヘルの営業を行う違法デリヘル業者のことです。
援助交際という体で男性にアプローチをし、約束を取り付け、指定地域に女の子を派遣し、本番サービスを行っています。
たいていは「連絡をする人」は男性で、派遣される女性は別人です。
さらに、塩対応&時間短縮のオンパレードで、全く楽しくありません。
料金も2万円程度と、援助交際の相場より若干高めです。
会うメリットが全くありません。
それにそもそも、マッチドットコムは恋愛・婚活アプリです。
畑違いにもほどがありますね。
他にもいる!? マッチドットコムに潜む迷惑ユーザー
出会い系によくいる業者について説明してきましたが、それ以外にもマッチドットコムには迷惑なユーザーがいます。
中には迷惑で済まされない人もいるんです。
そんなマッチドットコムの迷惑ユーザーについて紹介しましょう。
既婚者
ワクワクメールなどの出会い系サイトなら既婚者大歓迎なんですが、マッチドットコムは「恋活・婚活アプリ」です。
登録する前にも「既婚者の登録は禁止」という旨が書かれていますし、登録時にも既婚者ではないかどうかを確認する質問があります。
それだけ運営が注意しているのにも関わらず、マッチドットコムを利用している既婚者がいるんです。
ほとんどの人は恋活や婚活目的で利用しているので、男女関わらず既婚者はただの迷惑。
メールして相手のことを気に入っていたのに「既婚者でした」なんて、最悪以外の何でもありませんからね。
援助交際
他の出会い系サイトでも、援助交際をするユーザーは煙たがられています。
運営は金銭のやり取りを行う内容の投稿を禁止しているケースがほとんどですし、男性ユーザーも素人女性と出会いたいと思っているため援助交際をする人を邪魔に感じているんです。
ましてや、マッチドットコムは恋活・婚活アプリ…。
不倫やセフレ作りという目的ですらはばかられるのに、援助交際なんて迷惑以外の何物でもありませんよね。
結婚詐欺
マッチドットコムには、結婚詐欺を行う人がいます。
特に外国人ユーザーに詐欺犯がいる傾向があるんです。
男女ともに外国人を狙っている人がマッチドットコムには、結構います。
マッチドットコム運営も、「世界規模! 外国人も大勢利用している!」とアピールしていますしね。
そんな人達の心につけこんで、詐欺をはたらくわけです。
振り込め詐欺
結婚詐欺だけでなく、振り込め詐欺もいます。
これもまた、外国人ユーザーに多いんです。
最初は普通にメールのやり取りをします。
そうしてある程度の信頼関係を築き、そろそろデートか付き合うかみたいな話になるだろう頃に、お金を要求してくるんです。
たいていは「トラブルがあって今すぐ必要で、送金してほしい」ということを言ってきます。
男女ともに有料だから安心、という心理的落とし穴を突いた巧妙な手口ですよね。
マッチドットコムで業者に騙されないようにする方法
マッチドットコムに少数ながらいる可能性のある業者や詐欺団体…。
彼らの手口に騙されないようにするには、以下のポイントをおさえておく必要があります。
逆に言えば、これさえおさえていれば、簡単に業者たちを回避できますよ。
美人すぎる写真に注意する
美人すぎる写真には、注意が必要です。
業者は本物の女性ではないことが多いんですよ。
もちろん本物の女性のケースもありますが、彼らが自分自身の姿や顔を晒すことはほとんどありません。
足がついたら困る人達ですからね。
だから、ネット上に転がっている他人の写真を利用します。
インスタグラマーの写真、モデルの写真、フリー素材…。
いろいろなところから写真を引っ張ってくるわけです。
そのとき、男性に好かれるためにかなりの美人の写真を選びます。
だから美人すぎる写真には注意が必要なんです。
素敵な人すぎるプロフィールに注意する
「え、どうしてこんな素敵な人が?」
そう思ってしまうくらい、素敵な人からアプローチがくることがあります。
プロフィールを見ても写真を見ても、かなりの優良物件…。
自分を選ぶ理由がわからず戸惑う人が多いのではないでしょうか。
その戸惑いを捨てず、大切にしてください。
業者は架空のプロフィールを作成します。
男性に好かれるようなプロフィールを徹底して作るので、パッと見てものすごく素敵な人が完成するんです。
だけどそれは虚像でしかありません。
画面の先にいるのは全くの別人です。
素敵すぎる人から連絡がくるわけがない、と思いながら利用するくらいがちょうどいいですよ。
証明書の提出数をチェックする
マッチドットコムは、さまざまな証明書を提出できるようになっています。
他のマッチングアプリや出会い系サイトだと、たいていは「年齢確認」「本人確認」しか行いません。
一方マッチドットコムは次の7つの証明項目があるんです。
- クレジットカード証明
- 本人証明(年齢確認も兼ねる)
- 住所証明
- 勤務先証明
- 収入証明
- 卒業証明
- 独身証明
卒業証明というのは、最終学歴を証明するための書類です。
独身証明も既婚者ではないことを証明するための書類となります。
これだけたくさん、証明することがあるんですよ。
そしてマッチドットコムの検索画面を見ると、「証明書あり」という絞り込み項目があります。
ここで証明書の提出をしているユーザーだけを検索できるんです。
そうして検索をしたうえで、複数の証明書を提出しているユーザーのみに絞れば業者に引っかかる可能性を限りなくゼロに近づけられます。
業者は、証明書を提出しません。
真面目に出会いたいわけではないのでそこまでの手間はかけませんし、そもそも証明できないことが多いですからね。
業者は存在自体が嘘なので…。
URLにアクセスしないようにする
マッチドットコムを利用していて、相手からURLが送られてきた場合、無視しましょう。
話の流れ的に「この動画見た?」と言って動画サイトのURLを送ってくるとかは、大丈夫です。
ただ、いきなり意味不明なURLが送られてきたらアクセスしてはいけません。
これは他サイト誘導業者の手口です。
何かと理由を付けて「こっちのサイトを見てほしいな」と言ってきます。
アクセス先は悪質サイト、またはフィッシング詐欺サイトのどちらかです。
そうして損をしてしまう前に、アクセスしないように気をつけてくださいね。
すぐには会わないようにする
会うことを前提にしている業者や迷惑ユーザーは、割とすぐに会いたがります。
たとえばビジネス勧誘業者も、それなりに仲良くなったらすぐ会いたがるんです。
援デリ業者は最初から会おうと言ってきますし、詐欺業者も結構すぐに会おうとしてきます。
会うことが信頼の証みたいなところがありますからね。
会ったほうが騙しやすいんですよ。
すぐに会わないようにするだけでも、業者被害は大幅に減らせます。
マッチドットコムは業者を避けられればかなり優良なサイト!
マッチドットコムは、課金システム面からしてサクラがいません。
さらに、業者もかなり少ないです。
わざわざ月額数千円を支払う業者はなかなかいません。
他に無料のアプリがあるのに有料アプリを使う理由も、少ないです。
有料アプリの安心感を付け狙う詐欺業者はいますが、援デリなどはほとんどいません。
数少ない業者さえしっかり避けられれば、マッチドットコムはかなり快適に使えるサイトだと言えるのではないでしょうか。