原作

1959年1月6日生まれ。大分県出身。観世流能楽師の家に生まれる。1982年に小学館主催の新人賞に応募し、佳作を受賞。同年、「別冊少女コミック」4月号に掲載された「陽だまりの訪問者」でデビュー。1985年、「おなじくらい愛」で少女コミック初連載を開始する。主に少女向け漫画雑誌に多数の作品を発表し、卓越した画力で描かれた美しい登場人物たちと、ドラマチックな恋愛描写で一躍人気を博す。1987年には、「ボーイフレンド」で第33回小学館漫画賞少女部門を受賞。2001年には、青年誌「モーニング」にてSF作品「ES-Eternal Sabbath-」を連載。他人の脳に入り込み、情報を改ざんできる能力を持つ遺伝操作で生まれた青年を描き、新境地を拓いた。2005年より同誌にて、ルネッサンス期に活躍したイタリアの英雄、チェーザレ・ボルジアを描く「チェーザレ 破壊の創造者」を連載中。膨大な資料を精緻し生み出された全く新しいチェーザレ像や、当時の絵画を参考に美麗な線によって忠実に再現されたイタリアの街並みなどが話題を呼び、漫画としての面白さはもちろん、権威ある歴史学者からの評価も高い。2013年にはフランス語版が発売されたほか、インドネシア、イタリアでも翻訳出版され国内外で注目を浴びている。

90年代を席巻した累計発行部数500万部を超える伝説の少女コミック。1996年~2000年まで自身初となる「別冊フレンド」(講談社)にて連載、1999年には、「MARS外伝」が同誌に掲載された。それまでの少女漫画では描かれていなかったディープなテーマや禁断の世界観が話題を集め、連載当初から少女漫画の枠を超えた〝究極のラブストーリー”として圧倒的な人気を獲得。2000年にはドラマCD化された。台湾でも人気を博し、2004年に「戰神~MARS~」というタイトルでテレビドラマ化もされ、日本でも放送された。原作当時から色あせないそのストーリーは、今なお読者を魅了し続けている。